恋愛って不思議で尊い
牧師が恋愛について書くのは、なんだか場違いのような気がしますかね。
「恋愛」とか「恋」なんて世俗のことで、
聖職者は、そんな世俗のことなど超越していると・・・
それは違うんです。
そもそも「聖」ということを勘違いしているんですよ。
まあ、ここではそこの部分には深く踏み込みませんけれど、「恋愛」とか「恋」というものは、悪いものではないということは、言っておきたい。
人が人を好きになるということは、尊いことですよ。
なぜなら、「好きになる」ということには、打算や駆け引きはないでしょう。
なぜだかわからないけれど、「あなたが好きだ」というのが、本当の「恋」だよね。
あなたの持っている「お金」が好きだとか、学歴が「好きだ」というのは、本物の「恋」ではなくて、自分のための打算。
「恋愛」とか「恋」って、なぜだかわからないけれど、好きになって、
その人のために、自分の時間とかお金さえ捧げようとさえ思うのだから、
尊いことじゃないですか。
そして「恋愛」や「恋」がどれほど人間の創作力にエネルギーを注ぐのかは、
毎年作り続けられる「恋」の歌の多さをみれば一目瞭然。
「恋」のおかげで、この世界がどれほど豊かになったことでしょう。
ああ「恋愛」「恋」の不思議さ。奇跡よ。