すでに愛されているから大丈夫!! アラフィフ牧師の独り言

人間関係のことや、ものの考え方、マインドセットについて

恋愛結婚って難しいのかも

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(近くの公園で見かけたカップル)

 

今は、恋愛して結婚することが当たり前の時代だけれど、

少し前の時代は「恋愛結婚」はむしろ特別なケースだったでしょう。

 

おばあちゃんたちに、なんで結婚したのと聞いたら

「年頃になったら親が決めた人と結婚した」という返事が返ってくることが多い。

 

「許嫁(いいなずけ)」という言葉は、今はもうほとんど使いませんね。

自分と相手の親同士が、子どもの結婚を決めていた時代は、そんなに昔のことじゃないんです。

 

 

今のしがらみのない自由な時代からすれば、「好きな人でもない人と結婚するなんて」信じられない、と感じるでしょうね。

 

でもそれじゃあ、おじいちゃん、おばあちゃん世代は、不幸な結婚生活だったのか、といえば、そうは言いきれない。

 

むしろ家庭としては、親や親せきの助けの中で、安定していたんじゃないかなという印象があります。

 

「恋愛」ってぶっちゃけ、いい意味でも悪い意味でも「個人主義なんですよね。

「私が好き」ということがすべてに優先されるでしょう。

その私の気持ちを貫くために、ある人は、親も子も捨ててまで、駆け落ちしたりするわけだから。

 

まあ「自分を大切」にする「個人主義」と

「自分だけを大切」にする「利己主義」は

 

全く違うのだけどね。

 

結婚関係って、「自分だけを大切」にする「利己主義」とは相いれないので、

そういう意味では「恋愛」と「結婚」って、両立するのが意外と難しいもんだいなのかもしれないな、と思ったりするんですよ。